マジャス 有限会社ヴォルテックス

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その名も「森」

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マタッサのトムが造る親しみやすいワインです。

IMG_1759.jpgディアムコルク

弊社イチ押しのワインマタッサを醸造するトム ルッブが、彼の友人ドメーヌ マジャスの畑のブドウでリーズナブルなワインを造りました。
トムは、2003年までコート ド ルションの最高峰ドメーヌ ゴビーにて醸造に携わっていましたが、
パワーを捨て酸とミネラルを前面に押し出すスタイルに変わった時代を経験しています。

マジャスは、父の代では共同組合に葡萄を販売していましたが、1992年からは自宅で醸造を行っています。

トムが、2006年にルーションのテロワールを知ろうと蔵を訪ねていたところ、マジャスとの出会いがありました。この二人が初めて醸造した区画が「マジャス2007年」でした。
「マジャス」とは、カタロニア語で「美しい女性、美しい場所」を意味します。

このワインには、マタッサでも使われているシンボルマーク「森」の文字が、ラベル全体に大きくあしらわれています。

この畑のある場所Caudies de Fenouilledes(コーディー ド フヌイヤード)は地中海性気候の地域に属しますが、ゴビーやマタッサのあるCalce(カルス)周辺とは異なり明らかに気候が冷涼で、緑が多くピレネー山脈の影響を強く受けています。

カルスの3倍多く雨が降るこの土地は、濃すぎない葡萄が収穫でき、フレッシュさが特徴の飲みやすいタイプのワインに仕上がります。そしてアルコール度数が低めで、南仏とは思えないほど酸が十分にのった果実味豊で爽やかな味わいは、マタッサ同様いかにもトムの手によるワインらしい味わいです。

例えて述べるなら、カルスがシャトーヌフだとするとコーディはコートロティに該当するくらい、同じ地中海性気候でも実態は大きく異なります。

ワイン名
2009 VdP des Cotes Catalanes Three Trees          
ヴァンドペイ デ コートカタラン スリーツリーズ 白 辛口
品種
ロール(ベルメンチーノ)50、マカブー50%
粘土石灰とシスト。主として北西向きの斜面。

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栽培
ビオロジック
醸造・熟成
自然発酵。発酵及び熟成は、コンクリートタンクを使用。純粋な果実味を楽しんでもらうため。
前述した気候を最大限に表現することを念頭に置いており、
軽いろ過を行うが、清澄はしない。亜硫酸はビン詰めの際に少量添加するが、総亜硫酸の数値は27mg/l。
特徴
Le cayrol ル・カイユ 2009年より区画名を各キュヴェに表示。
この区画は、ミネラル分が細かく、きれいな酸味と味わいが特徴。
フレッシュでしなやか、風味豊かでありながらもアルコール度数は低めのワインに仕上がるように務めています。とは言え、特別に何かを施しているわけではなく、そのためのブドウを収穫することに注力しています。
ワイン名
2009 VdP des Cotes Catalanes Three Trees          
ヴァンドペイ デ コートカタラン スリーツリーズ 赤 辛口
品種
カリニャン55%、グルナッシュ45%
7ha。粘土石灰とシスト。北西向きの斜面。

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収穫量
35hl/ha。
栽培
ビオロジック
醸造・熟成
抽出は控え目で、カリニャンには軽いルモンタージュ、グルナッシュはピジャージュを実施しています。醸造中タンニンを強くしないように注意している。
自然発酵。発酵及び熟成は、コンクリートタンクを使用。純粋な果実味を楽しんでもらうため。
前述した気候を最大限に表現することを念頭に置いており、
軽いろ過を行うが、清澄はしない。亜硫酸はビン詰めの際に少量添加するが、総亜硫酸の数値は23mg/l。
特徴
cougoumeilles クグメイユ 2009年より区画名を各キュヴェに表示。
畑に湿気があるので焼けたような感じにはならない場所。
5.6月のマセラシオンを短くして重くならないように心がけている。
ワイン名
2009 VdP des Cotes Catalanes Three Trees          
ヴァンドペイ デ コートカタラン スリーツリーズ  白 辛口
品種
シャルドネ100%
5ha。粘土石灰とシスト。

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栽培
ビオロジック
醸造・熟成
セメント層で自然発酵。発酵及び熟成は、コンクリートタンクを使用。純粋な果実味を楽しんでもらうため。前述した気候を最大限に表現することを念頭に置いており、軽いろ過を行うが、清澄はしない。
総亜硫酸の数値は19mg/l。
特徴
trijitou トリジトウ 2009年より区画名を各キュヴェに表示。
ヨウド、ミネラル成分の旨味がありフレッシュな酸味は料理を引き立てます。
ワイン名
2009 VdP des Cotes Catalanes Three Trees          
ヴァンドペイ デ コートカタラン スリーツリーズ  赤 辛口
品種
カベルネフラン100%
粘土石灰とシスト。3ha。

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栽培
ビオロジック
醸造・熟成
自然発酵。発酵及び熟成は、コンクリートタンクを使用。純粋な果実味を楽しんでもらうため。保存は、グラスファイバータンク。
前述した気候を最大限に表現することを念頭に置いており、軽いろ過を行うが、清澄はしない。
総亜硫酸の数値は17mg/l。
特徴
metaire brugens  メテル・ブリュガン2009年より区画名を各キュヴェに表示。
ルーションでのカベルネフランは珍しいことから10年前に植樹。カベルネフランは、比較的早くからやわらかく飲み頃がく来るので親しみやすい。
ハーブ、すぐりの香りにスパイシーさが混ざる風味を持ちます。

ワインアドヴォケイト184号より

  • マタッサのトム・ルッブ(彼のエステート・ワインについては183号の詳細を参照のこと)が冷涼で標高の高いコート・ド・フヌイヤードにおいて、ドメーヌ ド マジャスとのジョイント・ベンチャーを“スリー・ツリーズ”の名の下スタートさせた。
  • これらのワインを味わえば、ルーションの白に抱いているイメージを捨てることになるだろう。というのはここで話題にしているのは、シャキッとしたアタック、フレッシュな果実、花、そしてミネラルの多面的な、ロワールやモーゼル、アルプス周辺のワインに似つかわしい性質を持ったワインだからだ。
  • もしこの確立されたスタイルを持ち美味しく、個性的なラベル・デザインのワインに何か欠けているものがあるとすれば、それはワインをより的確に表現する“名称”だけだろう。

━━━スリー・ツリーズ 2008 年 赤  グルナッシュ/カリニャン(50/50%)    90点

  • 新鮮なブラック・チェリー、さくらんぼの種、そして樹脂的な粒々の香りがする。拡がりがありミディアムボディで、口中を甘く熟した、しかし爽快で酸の高い、苦味を帯びた黒い果実で充たすとともに、その純粋な化学・物理的由来は何にせよ、砕いた石のような感覚を生み出し、それは鮮烈なあまり地学的特性が頭を駆け巡るほどなのだ!
  • この爆発的にジューシーなキュヴェの唾液を誘うような爽快なグリップを、赤ワインと(ましてや色が濃く、リムが黒々とした13.5%のアルコールのあるワインと)結びつけるのは至難の業だ。私は少なくとも2年は熟成の可能性を探りたいが、寝かせた記録が皆無なので本当のところは誰もその潜在性を断言できない。

━━━スリー・ツリーズ 2008年 白   ロール/マカブー(50/50%)        89点  

  • レモン、谷のユリのアロマがジューシーで繊細な味わいへと導かれ、シトラスを基盤に塩と白色石灰、濡れた石、挽き立ての小麦や酸の高い赤スグリがみなぎる。
  • これらの風味は長く生き生きとした、しかし控えめなフィニッシュへとつながる。来年まであらゆる食事に重宝するのは確実だが、私はその後にも1、2本残しておきたい。というのは、熟成の記録は何もないし、もっと長期にわたって素晴らしく成長するのではないかと睨んでいるからだ。
IMG_3339.jpg空気がたっぷりでやわらかいグルナッシュの畑
IMG_3344.jpgトムとマジャス
IMG_3356.jpg屋根まで届きそうなコンクリートタンク
IMG_3350.jpg7月上旬の葡萄(2010年)

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